風水では、東西南北の方位に守り神(四神)がいます。
東は青龍。青い龍。
西は白虎。白い虎。
南は朱雀。火の鳥。
北は玄武。黒い亀。
家やお墓などをたてるととき、東西南北が守り神に護られている地形が、風水的によい地形とされています。
守り神に護られているというのはどういことでしょう・・・?
家の後ろ側(北)は、黒い亀(山)があって護られていて、前側(南)は、日当たりのよい開けた土地(朱雀)、東側には、きれいな水が流れて(青龍)いて、西側は広い道(白虎)がある
健康的で安心して住みやすい家を建てるならこんなところ・・・っていうのを守り神で表現しているんですね。
先人の知恵です。理想的な土地は四神相応の土地といわれます。
現在の住宅環境では、四神相応の土地を見つけるのは至難の業・・・
そこで風水では、足りない四神をいろいろな方法で補って、住まいの環境を整えていきます。
この四神は、神社などでよく見かけることがあります。
例えば・・・神田明神では、神門に四神が彫られています。
南側に朱雀
北側に玄武
東側に青龍
西側に白虎
お城や神社などに出かけたら、四神を探してみるのもおもしろいです♪