関東の厄除パワースポット☆西新井大師

吉方位になるタイミングで関東三大厄除大師の1つ、西新井大師へ参拝してきました。

西新井大師は真言宗豊山派の寺院で正式名称は、五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)です。
真言宗は弘法大師(空海)が開宗しました。

ご利益
厄除 開運 方位除け 所願成就

西新井駅から東武大師線で、大師前駅へ。大師駅には、迫力ある仁王様!

参拝氣分が盛り上がりますね。

駅名看板も趣があります。

大師前駅から、西新井大師参道へ。

昭和な雰囲氣に和みます草餅が名物みたい。美味しいです

堂々とそびえる山門。

江戸時代後期に建立。歴史を感じますね。

山門には、五智山の扁額。

山門両脇の金剛力士像。仁王様ですね。


阿吽の仁王様は、目がくりッとしているからかな?少しキュートな印象ですよね。

山門をくぐって…

まず目を引くのが、たくさんの塩に埋もれている塩地蔵。

江戸時代より特にいぼ取りその他に霊験ありと伝えられていて、御堂内の塩をいただきその功徳があるときに倍の塩をお返しするところから塩地蔵と呼ばれているそうです。

こちらが花手水。

懸命に支えている様子が健氣でぐっときます。

お隣には、延命水洗地蔵尊。

十種の福徳が授かり、徳に寿命長遠の功徳があるのだそう。
ただ、残念ながらお水をかけることは今はできなくなっていました。

山門正面には、堂々と迫力ある大本堂。


手前の香炉でお線香をお供えして、大本堂への階段を上がりました。

ご本尊の十一面観音と弘法大師をお祀りしています。
お参りして、靴を脱いで堂内に入らせていただきました。
堂内は撮影できませんが、黄金の天蓋が厳かに飾られて、清らかな静寂さに包まれている雰囲氣。
中央にご本尊様。
左右には、薬師如来様と子育地蔵様、そして阿弥陀如来様が鎮座されています。
お近くでゆっくりとお参りさせていただきました。
仏像の美しく穏やかな表情に、魅了されます。

タイミングよくお護摩焚きにも参列させていただきました。
お護摩は、火によって悪い心(煩悩)を燃やし清らかな心になり、色々なお願い事が叶えられるようになるのだそうです。
確かに、燃える火を眺めていると、心が静かになっていくような氣がしますね。

大本堂の側には、お花に囲まれた可愛いらしい小さな像。

甘茶が注がれていました。

境内には、大本堂だけでなく見所、お参り所はたくさんあります。

こちらは、出世稲荷明神。


五穀豊穣の神である稲荷明神をお祀りしています。
風に幟旗がひらひらと舞って、軽やかで明るい雰囲氣。階段を昇っていきながら、氣分も上がっていくような♪

奥の院。修繕中でした。

弘法大師様高野山奥の院を関東に奉迎してお祭りしたのだそうです。

如意輪堂(女人堂)。観音菩薩様をお祀りしています。

女性の諸願成就に霊験ありとされているそう。
ご真言は「おんはんどま しんだまに じんばらうん」ということで、しっかり唱えてきました

権現堂

当山建立にあたり、山内の地鎮のために権現像をお祀りしたそうです。

庭園の池には、橋や滝もあって、ちょっと遠くまで足を伸ばしたような氣分になります。



蓮の花ももうすぐ花開きそうですね。

十三重宝塔

弘法大師報恩謝徳の為に建立された十三重の塔です。

弘法大師立像

お大師様がお四国を行脚された時のお姿

福寿地蔵

四国八十八箇所お砂踏み霊場。四国八十八箇所巡りがここでできます!

四国霊場と高野山の霊砂が順に敷かれていて、この周りを巡ることで、四国巡礼の旅ができるんです。
巡礼の仕方もわかりやすく記載されています。その通りに巡って、厄除弘法大師のご利益と観音慈悲の功徳をいただきました

不動堂

堂内に本尊不動明王がお祀りされています。

加持水の井戸

西新井の地名の由来となった井戸。

~ご由緒~
弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、
御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を
枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。
すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。
その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。

三匝堂(さんそうどう)。

中がさざえの殻の中のような作りになっていて、栄螺堂(さざえどう)とも呼ばれる仏堂です。
初層に本尊の阿弥陀如来と八十八祖像、二層に十三仏、三層に五智如来と二十五菩薩をお祀りしていて、昔は、ここに参れば一時に諸国の霊場、諸仏を巡拝したのと同じご利益があるとされ、さざえの殻の中のような堂内を初層から三層まで巡拝したのだそうです。

大日如来像。

出羽三山の一つの湯殿山の大日如来を勧請して、こちらに鎮座されています。

鐘楼堂。

大晦日の深夜零時から新年を迎える鐘の音が響きます

御朱印もいただきました。

全体としては穏やかに落ち着く寺院ですが、たくさんのお参りスポットがあって、それぞれに趣も違うのもおもしろいなぁと感じました。季節やお天氣が違うとまた雰囲氣も異なるかもしれませんね~。

東武東上線の西新井駅から、東武大師線で1駅。東武大師線は、西新井~大師前駅を結ぶ1駅だけの鉄道です。

駅から参道までもすぐなので、お参りしやすい立地ですね。

 

調布のパワースポット☆布田天神社

氣持ちよく晴れた冬のある日、調布方面に遠足♪
以前から氣になっていた布田天神社にお参りしてきました。

調布駅そばの商店街が参道。

鬼太郎さん

ぬりかべさん

他にの猫娘やねずみ男もいて、楽しい参道です。

堂々とそびえたつような入り口。鬼太郎キャラが出迎えてくれる参道から、雰囲氣が急に神様の世界に切り替わります。

冬の陽ざしがまぶしい♪

社殿。

ご祭神は、少名毘古那神と菅原道真命。
知恵や学問の神様ですね。どっしりと落ち着いた感じです。

神楽殿。

菅原道真公の御神牛。

境内には稲荷大明神も♪

 

ご神木。令和3年夏に約500年の寿命が尽き、今はこのご神木から分けられた若木が参道で育っているそうです。

こちらのご神木は、おやこけやき。

木に手を当てて願い事を祈念してこのご神木の周りを歩けるようになっています。
スッと上に伸びる樹木に手を当てていると、願いが天に届くような氣分になります。

神社の境内には、広場が伸び伸びとした明るく広がっています。
小さな囲いの中にも木々が育ち、この地のパワーを上げているような♪

新緑の頃にもまた参拝したいなぁと感じる神社です。

御朱印もいただきました♪

調布駅から徒歩5分位で、とても行きやすい神社です。開運散歩にお薦めです。

神田明神で見つけた風水的守り神

風水では、東西南北の方位に守り神(四神)がいます。

東は青龍。青い龍。
西は白虎。白い虎。
南は朱雀。火の鳥。
北は玄武。黒い亀。

家やお墓などをたてるととき、東西南北が守り神に護られている地形が、風水的によい地形とされています。
守り神に護られているというのはどういことでしょう・・・?

家の後ろ側(北)は、黒い亀(山)があって護られていて、前側(南)は、日当たりのよい開けた土地(朱雀)、東側には、きれいな水が流れて(青龍)いて、西側は広い道(白虎)がある

健康的で安心して住みやすい家を建てるならこんなところ・・・っていうのを守り神で表現しているんですね。
先人の知恵です。理想的な土地は四神相応の土地といわれます。

現在の住宅環境では、四神相応の土地を見つけるのは至難の業・・・
そこで風水では、足りない四神をいろいろな方法で補って、住まいの環境を整えていきます。

この四神は、神社などでよく見かけることがあります。

例えば・・・神田明神では、神門に四神が彫られています。

南側に朱雀

北側に玄武

東側に青龍

西側に白虎

お城や神社などに出かけたら、四神を探してみるのもおもしろいです♪