街めぐり&神社めぐり☆石川神社

夏のある日の開運散歩。石川神社(東京都大田区石川町1-19-1)に参拝してきました。

東急大井町線「緑が丘駅」徒歩6分。
大学や住宅が並ぶ呑川沿いから丘を登ったあたりの小さな神社です。

路地を曲がって、坂道を上ります。紫色の旗が目印です。

細い路地を進んでいくと鳥居。その向こうに本殿が見えます。

正面の本殿の左側には稲荷社。

元々、石川村に鎮座されていた神明社、白山社、稲荷社の三社を合祀して今に至るようです。

ご本殿。ご祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)と白山姫命(しらやまひめのみこと)。

元々の神明社と白山社のご祭神がこちらに鎮座されていますね。

稲荷社

稲荷社奥の階段を下りていくと、切り立った崖の端に細い歩道。

御朱印は、雪ケ谷八幡神社でいただけます。

石川神社は、歯痛止めのご利益があることでも崇敬されています。
現在でも、「除夜祭の際にお配りする御神箸を用いて食すれば忽に歯痛治まる」とういわれています。そこから、御朱印の右下に「歯」と「お箸」の判が押されています。

住宅街の坂道にある小さな神社ですが、ゴミなども落ちていなくて、清浄に整えられています。呑川沿いの散歩がてらに立ち寄るのにお薦めです。

街めぐり&神社めぐり☆雪ケ谷八幡神社

夏のある日、雪ケ谷八幡神社(東京都大田区東雪谷2丁目25-1)へ開運散歩。

東急池上線石川台駅より徒歩2分。暑い日には嬉しい駅近の神社です。

当社の創建は永禄年中(1558~1569)と誌され、北条左京太夫氏康の臣太田新六郎管内巡視の際、当所に於いて法華経曼荼羅(ほけきょうまんだら)の古碑を発掘し、その奇瑞(きずい)におり八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)を創祀すと伝う。爾来、元亀・天正戦乱の世を経て慶長・元和の頃、円長寺・長慶寺の創建により別当として二寺臨年に奉仕するところとなる。旧中原街道沿道髄一の由緒深き神社として諸人の崇敬のもとに、文久3年2月社殿再建の業を起こし、明治3年11月拝殿造営、ついで明治23年再び工を起こし、明治28年11月25日本殿落成遷宮を行う。明治維新後の神仏分離により明治5年村社に列せられる。(神社ご由緒より)

こちらが表参道の鳥居。風格を感じます。

こちら二の鳥居になるのでしょうか。木製です。

境内はゆったりと広いです。
鳥居をくぐると駅近であることを忘れてしまいます。
境内は公園も併設されていて、地域の憩いの場になっていそうな雰囲氣です。

お手水舎。

八幡神社のご神紋、三つ巴が目を引きます。

西側にも参道があって鳥居がこちら。

西側の参道から上がったところの狛犬様。

どっしりと落ち着きのある狛犬様です。

本殿に上がる階段。こちらが三の鳥居になるのかな。

本殿手前の狛犬様。阿形。

吽形。

こちらの狛犬様は、筋骨隆々な感じで勇ましいです。

ご拝殿。ご祭神は八幡様の誉田別命(ほんだわけのみこと)です。

鮮やかな朱色が美しい社殿です。

扁額には、八幡大神と刻まれています。

社殿左側奥には、末社がギュッとG集まっています。

こちらが稲荷神社。扁額には雪ヶ谷稲荷大明神とあります。

ご祭神は 宇迦之魂命 (うがのみたまのみこと )。 五穀豊穣、商売繁盛のご神徳をいただけます。

その奥には四社合祀殿。

一番左が病気平癒の薬神社。ご祭神は 小名彦名命( すくなひこなのみこと ) 。
お隣が稲荷神社で、そのお隣が合格・勧学・学業成就・筆上達の天神社。ご祭神は菅原道真公。
一番右が科学振興の加藤神社で、ご祭神は加藤清正公。

こちらは水神社。

ご祭神は水波女之命( みずはめのみこと )で 、ご神徳は水・御井戸の恵。
近くの水源付近に祀られていた水神社が昭和33年にこちらへ遷座されたそうです。

水神社の左右には庚申塔が並びます。

こちらは猿田彦神社。

吉方に導いてくださり、除災・厄除けのご神徳をいただける猿田彦命がご祭神です。

こちらは力石。重さは約150kg。

村の若者たちが様々な願いを込めて力比べをしたそうです。
この石に触れて無病息災を祈願したとも言われています。

鳥居から本殿までは、広々としていて長閑かな雰囲氣ですが、本殿左側奥の末社が並ぶあたりは、素朴だけど、長い時間の流れの中を地に足をつけてどっしりと佇んできた存在感を感じる場所でした。ゆっくりとお参りしたくなります。

本殿右側は、社務所の方に続く建物があり、中庭のようになっています。

中庭の池には鯉が優雅に泳いでいました。

御朱印もいただきました。

八幡様だけに、「八」の部分が鳩になっています。
書き置きだけになっています。

雪ケ谷八幡神社は、近隣の4社を兼務されていて、田園調布八幡神社道々橋八幡神社、石川神社の御朱印もこちらでいただけます。

この日は1日で4社巡ったので、4社分いただきました。それぞれブログにアップしているので、よろしければご覧ください。
書き置きですが、1枚づつ丁寧に日付を入れてくださり、熱中症対策の塩飴もいただきました♪

街めぐり&神社めぐり☆道々橋八幡神社

夏のある日の開運散歩。大田区久が原の道々橋八幡神社(東京都大田区久が原1-7-9)を参拝してきました。

久が原駅徒歩15分位。暑い日だったので、田園調布からバスで向かいました。
道々橋八幡前のバス停からはもう目の前です。

道々橋(どどばし)という名前は珍しいですよね。
ドドの詰まり、ドド橋、何時からか道々橋となったとのだそう。
元々はお隣の池上町の一部だったのですが、江戸寛政以前に独立して道々橋村となりました。

バス通りに面した鳥居。

いかにも街中の神社の雰囲氣。
誰でも迎え入れてくれるような氣取らない感じがいいですよね~。懐かしさを感じます。

参道左手にお手水舎。

お手水舎には龍がいらっしゃることが多いですが、こちらは獅子。
獅子の口からお水が流れます。

そしてご本殿前に狛犬様。ずんぐりとして落ち着きのある狛犬様ですね。

朱塗りのご本殿。

昭和35年に再建された建物です。
ご祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)・宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)・大歳御祖神(おおとしみおやのかみ)。

扁額には、道々橋八幡神社。

鈴。

扁額も鈴も柱も磨かれているように、色鮮やかで美しいです。
無人の神社ですが、大切にされているのが伝わってきます。

境内には「道々橋まほらば児童公園」があって、遊具も並んでいました。

地域に根差している神社だなぁと感じます。

御朱印は、雪ケ谷八幡神社でいただけます。

住宅街の中にある氏神様。親しみのある雰囲氣が嬉しい神社です。

田園調布八幡神社鳥居

街めぐり&神社めぐり☆田園調布八幡神社

夏のある日、田園調布八幡神社(東京都大田区田園調布5-30-16)に開運散歩♪

田園調布から徒歩15分位ですが、暑い日だったので東急線多摩川駅からバスで向かいました。

創建は鎌倉時代。
当時、このあたりはが、物資を積んだ舟が盛んに出入りする入江があり、高台には鎌倉街道街道が通るという交通の要衝の地でした。そして、この八幡神社の地は港の入口に突き出した台地で、そこに祠を建て、八幡神社を勧請。以来この八幡神社の地は聖地となり、今日まで常にこの地域の人々の心の拠り所として崇敬されています。
(ご由緒から抜粋)

鳥居。

鳥居の向こうには小川が流れています。
その昔は入江だったという名残でしょうか。都内の小川ですが、水がきれいに澄んでいます。

小川を渡ると、清浄で神聖な空氣を感じます。

階段を上って…

左手にお手水舎。

正面にご本殿。ご祭神は八幡様の誉田別命(ほんだわけのみこと)です。

素朴で安定感のあるお社で、落ち着く場所。

ご本殿右側には、境内社の 稲荷社。

こちらは社務所ですが、今は無人です。

常駐される宮司さんはいらっしゃらないのですが、境内は清浄に整えられていて、氣持ちよく過ごせます。

境内には、大きな樹木が何本もあり、守られているなぁと感じます。
街中の神社ですが、木々に囲まれてゆったりとして雰囲氣で落ち着く場所です。

この日は、近所の氏子さんが境内をお掃除していました。
地域に愛されていることが伝わってきます。

御朱印は兼務社の雪ケ谷八幡神社でいただけます。

田園調布あたりは、お屋敷も多いので、住宅街のお庭やオシャレなお家を眺めながら散歩するのも楽しめる街です。
近場ですが、吉方位の神社めぐり&街めぐりで、パワーチャージできました♪

関東の厄除パワースポット☆西新井大師

吉方位になるタイミングで関東三大厄除大師の1つ、西新井大師へ参拝してきました。

西新井大師は真言宗豊山派の寺院で正式名称は、五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)です。
真言宗は弘法大師(空海)が開宗しました。

ご利益
厄除 開運 方位除け 所願成就

西新井駅から東武大師線で、大師前駅へ。大師駅には、迫力ある仁王様!

参拝氣分が盛り上がりますね。

駅名看板も趣があります。

大師前駅から、西新井大師参道へ。

昭和な雰囲氣に和みます草餅が名物みたい。美味しいです

堂々とそびえる山門。

江戸時代後期に建立。歴史を感じますね。

山門には、五智山の扁額。

山門両脇の金剛力士像。仁王様ですね。


阿吽の仁王様は、目がくりッとしているからかな?少しキュートな印象ですよね。

山門をくぐって…

まず目を引くのが、たくさんの塩に埋もれている塩地蔵。

江戸時代より特にいぼ取りその他に霊験ありと伝えられていて、御堂内の塩をいただきその功徳があるときに倍の塩をお返しするところから塩地蔵と呼ばれているそうです。

こちらが花手水。

懸命に支えている様子が健氣でぐっときます。

お隣には、延命水洗地蔵尊。

十種の福徳が授かり、徳に寿命長遠の功徳があるのだそう。
ただ、残念ながらお水をかけることは今はできなくなっていました。

山門正面には、堂々と迫力ある大本堂。


手前の香炉でお線香をお供えして、大本堂への階段を上がりました。

ご本尊の十一面観音と弘法大師をお祀りしています。
お参りして、靴を脱いで堂内に入らせていただきました。
堂内は撮影できませんが、黄金の天蓋が厳かに飾られて、清らかな静寂さに包まれている雰囲氣。
中央にご本尊様。
左右には、薬師如来様と子育地蔵様、そして阿弥陀如来様が鎮座されています。
お近くでゆっくりとお参りさせていただきました。
仏像の美しく穏やかな表情に、魅了されます。

タイミングよくお護摩焚きにも参列させていただきました。
お護摩は、火によって悪い心(煩悩)を燃やし清らかな心になり、色々なお願い事が叶えられるようになるのだそうです。
確かに、燃える火を眺めていると、心が静かになっていくような氣がしますね。

大本堂の側には、お花に囲まれた可愛いらしい小さな像。

甘茶が注がれていました。

境内には、大本堂だけでなく見所、お参り所はたくさんあります。

こちらは、出世稲荷明神。


五穀豊穣の神である稲荷明神をお祀りしています。
風に幟旗がひらひらと舞って、軽やかで明るい雰囲氣。階段を昇っていきながら、氣分も上がっていくような♪

奥の院。修繕中でした。

弘法大師様高野山奥の院を関東に奉迎してお祭りしたのだそうです。

如意輪堂(女人堂)。観音菩薩様をお祀りしています。

女性の諸願成就に霊験ありとされているそう。
ご真言は「おんはんどま しんだまに じんばらうん」ということで、しっかり唱えてきました

権現堂

当山建立にあたり、山内の地鎮のために権現像をお祀りしたそうです。

庭園の池には、橋や滝もあって、ちょっと遠くまで足を伸ばしたような氣分になります。



蓮の花ももうすぐ花開きそうですね。

十三重宝塔

弘法大師報恩謝徳の為に建立された十三重の塔です。

弘法大師立像

お大師様がお四国を行脚された時のお姿

福寿地蔵

四国八十八箇所お砂踏み霊場。四国八十八箇所巡りがここでできます!

四国霊場と高野山の霊砂が順に敷かれていて、この周りを巡ることで、四国巡礼の旅ができるんです。
巡礼の仕方もわかりやすく記載されています。その通りに巡って、厄除弘法大師のご利益と観音慈悲の功徳をいただきました

不動堂

堂内に本尊不動明王がお祀りされています。

加持水の井戸

西新井の地名の由来となった井戸。

~ご由緒~
弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、
御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を
枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。
すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。
その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。

三匝堂(さんそうどう)。

中がさざえの殻の中のような作りになっていて、栄螺堂(さざえどう)とも呼ばれる仏堂です。
初層に本尊の阿弥陀如来と八十八祖像、二層に十三仏、三層に五智如来と二十五菩薩をお祀りしていて、昔は、ここに参れば一時に諸国の霊場、諸仏を巡拝したのと同じご利益があるとされ、さざえの殻の中のような堂内を初層から三層まで巡拝したのだそうです。

大日如来像。

出羽三山の一つの湯殿山の大日如来を勧請して、こちらに鎮座されています。

鐘楼堂。

大晦日の深夜零時から新年を迎える鐘の音が響きます

御朱印もいただきました。

全体としては穏やかに落ち着く寺院ですが、たくさんのお参りスポットがあって、それぞれに趣も違うのもおもしろいなぁと感じました。季節やお天氣が違うとまた雰囲氣も異なるかもしれませんね~。

東武東上線の西新井駅から、東武大師線で1駅。東武大師線は、西新井~大師前駅を結ぶ1駅だけの鉄道です。

駅から参道までもすぐなので、お参りしやすい立地ですね。

 

調布のパワースポット☆布田天神社

氣持ちよく晴れた冬のある日、調布方面に遠足♪
以前から氣になっていた布田天神社にお参りしてきました。

調布駅そばの商店街が参道。

鬼太郎さん

ぬりかべさん

他にの猫娘やねずみ男もいて、楽しい参道です。

堂々とそびえたつような入り口。鬼太郎キャラが出迎えてくれる参道から、雰囲氣が急に神様の世界に切り替わります。

冬の陽ざしがまぶしい♪

社殿。

ご祭神は、少名毘古那神と菅原道真命。
知恵や学問の神様ですね。どっしりと落ち着いた感じです。

神楽殿。

菅原道真公の御神牛。

境内には稲荷大明神も♪

 

ご神木。令和3年夏に約500年の寿命が尽き、今はこのご神木から分けられた若木が参道で育っているそうです。

こちらのご神木は、おやこけやき。

木に手を当てて願い事を祈念してこのご神木の周りを歩けるようになっています。
スッと上に伸びる樹木に手を当てていると、願いが天に届くような氣分になります。

神社の境内には、広場が伸び伸びとした明るく広がっています。
小さな囲いの中にも木々が育ち、この地のパワーを上げているような♪

新緑の頃にもまた参拝したいなぁと感じる神社です。

御朱印もいただきました♪

調布駅から徒歩5分位で、とても行きやすい神社です。開運散歩にお薦めです。

神田明神で見つけた風水的守り神

風水では、東西南北の方位に守り神(四神)がいます。

東は青龍。青い龍。
西は白虎。白い虎。
南は朱雀。火の鳥。
北は玄武。黒い亀。

家やお墓などをたてるととき、東西南北が守り神に護られている地形が、風水的によい地形とされています。
守り神に護られているというのはどういことでしょう・・・?

家の後ろ側(北)は、黒い亀(山)があって護られていて、前側(南)は、日当たりのよい開けた土地(朱雀)、東側には、きれいな水が流れて(青龍)いて、西側は広い道(白虎)がある

健康的で安心して住みやすい家を建てるならこんなところ・・・っていうのを守り神で表現しているんですね。
先人の知恵です。理想的な土地は四神相応の土地といわれます。

現在の住宅環境では、四神相応の土地を見つけるのは至難の業・・・
そこで風水では、足りない四神をいろいろな方法で補って、住まいの環境を整えていきます。

この四神は、神社などでよく見かけることがあります。

例えば・・・神田明神では、神門に四神が彫られています。

南側に朱雀

北側に玄武

東側に青龍

西側に白虎

お城や神社などに出かけたら、四神を探してみるのもおもしろいです♪