夏のある日、雪ケ谷八幡神社(東京都大田区東雪谷2丁目25-1)へ開運散歩。
東急池上線石川台駅より徒歩2分。暑い日には嬉しい駅近の神社です。
当社の創建は永禄年中(1558~1569)と誌され、北条左京太夫氏康の臣太田新六郎管内巡視の際、当所に於いて法華経曼荼羅(ほけきょうまんだら)の古碑を発掘し、その奇瑞(きずい)におり八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)を創祀すと伝う。爾来、元亀・天正戦乱の世を経て慶長・元和の頃、円長寺・長慶寺の創建により別当として二寺臨年に奉仕するところとなる。旧中原街道沿道髄一の由緒深き神社として諸人の崇敬のもとに、文久3年2月社殿再建の業を起こし、明治3年11月拝殿造営、ついで明治23年再び工を起こし、明治28年11月25日本殿落成遷宮を行う。明治維新後の神仏分離により明治5年村社に列せられる。(神社ご由緒より)
こちらが表参道の鳥居。風格を感じます。
こちら二の鳥居になるのでしょうか。木製です。
境内はゆったりと広いです。
鳥居をくぐると駅近であることを忘れてしまいます。
境内は公園も併設されていて、地域の憩いの場になっていそうな雰囲氣です。
お手水舎。
八幡神社のご神紋、三つ巴が目を引きます。
西側にも参道があって鳥居がこちら。
西側の参道から上がったところの狛犬様。
どっしりと落ち着きのある狛犬様です。
本殿に上がる階段。こちらが三の鳥居になるのかな。
本殿手前の狛犬様。阿形。
吽形。
こちらの狛犬様は、筋骨隆々な感じで勇ましいです。
ご拝殿。ご祭神は八幡様の誉田別命(ほんだわけのみこと)です。
鮮やかな朱色が美しい社殿です。
扁額には、八幡大神と刻まれています。
社殿左側奥には、末社がギュッとG集まっています。
こちらが稲荷神社。扁額には雪ヶ谷稲荷大明神とあります。
ご祭神は 宇迦之魂命 (うがのみたまのみこと )。 五穀豊穣、商売繁盛のご神徳をいただけます。
その奥には四社合祀殿。
一番左が病気平癒の薬神社。ご祭神は 小名彦名命( すくなひこなのみこと ) 。
お隣が稲荷神社で、そのお隣が合格・勧学・学業成就・筆上達の天神社。ご祭神は菅原道真公。
一番右が科学振興の加藤神社で、ご祭神は加藤清正公。
こちらは水神社。
ご祭神は水波女之命( みずはめのみこと )で 、ご神徳は水・御井戸の恵。
近くの水源付近に祀られていた水神社が昭和33年にこちらへ遷座されたそうです。
水神社の左右には庚申塔が並びます。
こちらは猿田彦神社。
吉方に導いてくださり、除災・厄除けのご神徳をいただける猿田彦命がご祭神です。
こちらは力石。重さは約150kg。
村の若者たちが様々な願いを込めて力比べをしたそうです。
この石に触れて無病息災を祈願したとも言われています。
鳥居から本殿までは、広々としていて長閑かな雰囲氣ですが、本殿左側奥の末社が並ぶあたりは、素朴だけど、長い時間の流れの中を地に足をつけてどっしりと佇んできた存在感を感じる場所でした。ゆっくりとお参りしたくなります。
本殿右側は、社務所の方に続く建物があり、中庭のようになっています。
中庭の池には鯉が優雅に泳いでいました。
御朱印もいただきました。
八幡様だけに、「八」の部分が鳩になっています。
書き置きだけになっています。
雪ケ谷八幡神社は、近隣の4社を兼務されていて、田園調布八幡神社、道々橋八幡神社、石川神社の御朱印もこちらでいただけます。
この日は1日で4社巡ったので、4社分いただきました。それぞれブログにアップしているので、よろしければご覧ください。
書き置きですが、1枚づつ丁寧に日付を入れてくださり、熱中症対策の塩飴もいただきました♪
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